最終日なんて言わない。次もあると信じているから。
今日は、パスポート不要の外国の旅、というのが適切だった。
簡単に、非常に簡単にではあるが、
国の特徴を述べていこうと思う。
・入口は、入口だった。
飛行機の発着場のような、そんな静かな忙しさがあった。
特に何も思わなかった。
追伸:広い、とは思った。
・最初の国は、モノにあふれた国だった。
色々なものが、安く売られていた。
モノは、あるところにはあるんだなと思った。
追伸:でも、その中には違う、美味しい空気の場所もあった。
・次の国は、意志に溢れた国だった。
たくさんの人が、たくさんの笑顔で努力していた。
こういう空間も、まだ残っていたんだなと思った。
追伸:おみやげを買い損ねた。
・次の国は、極端な国だった。
国の中に、たくさんの別の国が入っていた。
疲れたと思ったし、楽しいとも思った。
追伸:どうせまた行くんだろうな。
・次の国は、怖い国だった。
周りの人全員が人食い狼に見える、そんな恐怖に襲われた。
ただ純粋に、怖くて、怖くて・・・怖いと思った。
追伸;大人になったら、慣れてしまえるのだろうか。
・次の国は、最初の国だった。
いつの間にか、全く表情の違う最初の国に戻っていた。
廃墟は怖い、と思った。
追伸:でも、昼間は、真逆なんだよね。
・次の国は、孤島で、黒くて静かな国だった。
修学旅行の寝室を思い出した。
堕落ってこういうことなんだろうなと思った。
追伸:いつか、必要になったらもう一度。
・次の国は、許されざる許された国だった。
目を、耳を疑う光景を目の当たりにした。
世界の汚さの多様性を思った。
追伸:本屋がオアシスに見えた。湖はオアシスじゃなかった。
・最後の国は、何もない国だった。
全ての国を支えるのは、何もない空間だったと知った。
世界の脆さと危うさを思った。
追伸:でも、便利を支えている。それがこの国。
・出口は、唐突に、入口だった。
広いだけではなく、奥行や、モノすら並んでいた。
たくさんの、本当にたくさんの記憶を思った。
追伸:今日のガイドに、精一杯の賛辞と感謝を。
そして。今、日常のいつもの国に帰っている。
これが成人前最後の思い出とは。
なんともオツなもんじゃないか?
明日からは、大人としての立ち居振る舞いが求められる。
・・・なんてね。
どうせ、1日たったくらいじゃ、何も変わらない。
関係性も、性格も、求められる物事も。
ただ変わるとすれば・・・法を完全に適用されることぐらいか。
でも、あえて、せっかくなんだし、格好よく括ろうじゃないか。
子ども最後の、社会見学修学旅行。
まあ、かっこいいんじゃない?


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